義援バルーン空撮
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宮古港:宮古市魚市場

宮古港:宮古市魚市場 2011年6月7日[撮影者解説]

宮古魚市場にてバルーン空撮の準備中

この日はお昼過ぎから、久慈市から南下。
宮古市金浜地区の空撮を行ったのは既に夕刻。(最終のシャッターは18:52)
6月7日の撮影は完了となりました。

次の日(2011年6月8日)に避難所での義援空撮のご依頼を受けていたので、市内に戻ったところ、港の方向に明かりが灯っているのを発見。
まさに、漁に出ようという漁船を見つけたことから、再度の空撮を試みる事になりました。

宮古魚市場

この写真を見ると「何事も無かった」様ですが・・・
当然ですが、この場所にも津波が押し寄せています。
魚市場の建物は、その特性(壁が少なく衝撃が緩和される)事から、全壊は免れています。
なお、田老地区は、この場所から10kmも離れていません。
宮古港の被害が田老漁港と比較すると少ないのは、地形が大きく影響しています。

宮古魚市場 漁船夜景撮影

震災から3ヶ月を経過した6月7日の段階では、漁は再開されています。

なお、魚市場の電気は復旧していません。
周囲の電信柱の多くは壊滅的な被害を受けていることから、このエリアに電気が戻るには、ここから数ヶ月を必要とします。