<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0">
   <channel>
      <title>ジョンレノンと黄色い花</title>
      <link>http://www.t01.com/</link>
      <description>ラブ＆ピースに満ち溢れた、ジョンレノンの最後のアルバム「ダブルファンタジー」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そのタイトルをひらめくきっかけとなった黄色いフリージア「ファンタジー」を追い求める人々の右往左往の物語。　　　　　　　　　　　　そう！これは柳生真吾と仲間達のファンタジーなドキュメンタリーなのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これまでのダブル・ファンタジーのあらすじ</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Sat, 05 Jul 2008 18:41:26 +0900</lastBuildDate>
      <generator>http://www.sixapart.com/movabletype/?v=3.36</generator>
      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>柳生真吾さま　みな様</title>
         <description><![CDATA[Bobさんからファックスで父ゴーマン氏の追想記を送っていただけました。
どうもゴーマンさんのお葬式の際のスピーチ原稿のようです。

原文は先ほど柳生さんにもファックスさせていただきましたが、ファンタジスタ向けには私が訳したもの何回かに分けてを発信しようと思います。

それから今日の今日まで意識していなかったのですが、
ファンタジーの生みの親であるゴーマンさん（J.A.M.Goemans）のファーストネームは
ジョンだったんですね！！！

オランダ生まれの父GoemansさんのファーストネームはJohannes、
オランダでの愛称はJan、イギリスではJohnということだったようなのです。

因縁というか、何というか。
またまた運命的なものを感じて、ちょっとゾクッとしました。

柳生さんは気づいていらっしゃいましたか？

きっとまだ気がついていないファンタジスタが大勢いるのでは？


それでは始めます。（写真は私がネットで見つけたものです。）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

父John Goemans（1907.9.2‐2002.2.5.）　　　　　Bob Goemans

９４年にもおよぶ長い父の人生は、３つの時期にはっきりと分けることができます。第１期は、オランダの球根生産者一家の２番目の子供として1907年９月に誕生してからの人格形成期です。父はオランダのHillegomという町で育ちました。そこは球根が王様のような土地柄で、大家族が当たり前という町でした。そして父の母親は、なんと１４人もの子供を次から次へと生み育てたのです。このような環境での生活が、いったいどんなものであったかを想像してみていただけませんでしょうか。当時は娯楽などというものは一切無く、人々は楽しみ事になる何かを自分で見つけなければなりませんでした。しかし私は、父一家には退屈な時間などは一瞬たりともなかっただろうと思います。

<img alt="08070501.jpg" src="http://www.t01.com/08070501.jpg" width="524" height="323" />

Hillegom 1900-1910?

<img alt="08070502.jpg" src="http://www.t01.com/08070502.jpg" width="430" height="323" />

Hillegom 2006

　画像はGNU Free Documentation licenseから引用

父は若い頃、全寮制の学校に入れられた後に、最新の栽培技術を学ぶために園芸高校に通わされました。彼の父にあたる私の祖父は、さらに英語の勉強もさせるために父をイギリスに送りました。そしてその後父は、祖父の会社のセールスマンとしてイギリス中に球根を売り歩くため、旅から旅の毎日を始めることになったのです。

父は大家族を養うためにこのような生活を何年か続けましたが、ある日、これまでの家族経営の事業を続けていたら自分の将来はないということに気がついたのです。なぜならオランダは深刻な農地不足でしたから。その一方でイギリスにはいくらでも農地が余っていたのです。そこで父はイギリスに移住する決心をし、1937年に実行に移しました。その年の４月１日、父はずっと付き合っていた恋人(私の母)と結婚し、２人で東部のリンカンシャー州Spaldingに引っ越しました。その地で父はいくらかの土地を借り、生産者としてのキャリアをスタートさせたのです。

<img alt="08070503.jpg" src="http://www.t01.com/08070503.jpg" width="430" height="286" />

Spalding 2008

  画像はGNU Free Documentation licenseから引用

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/07/post_49.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/07/post_49.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sat, 05 Jul 2008 18:41:26 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ファンタジー・トークショーだ！</title>
         <description><![CDATA[<strong>ありそうでなかった、いとうせいこうさんと柳生真吾の「ファンタジー・トークショー」のお知らせ！

無料だけど予約制なので（限定１５０名）ファンタジスタのみなさん、お早めに。</strong>

<a href="http://www.t01.com/08070402.html" onclick="window.open('http://www.t01.com/08070402.html','popup','width=595,height=841,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">画像の確認</a>

<img alt="08070401.jpg" src="http://www.t01.com/08070401.jpg" width="323" height="457" />

ここPASONA O2は以前僕の<a href=http://www.yatsugatake-club.com/cgi-bin/dayori/view.cgi?mode=detail&id=1&no=20080113001715&cateno=>八ヶ岳だより</a>で紹介しました。

この奇跡の地下農場より、題して<strong>「地下からあふれる植物パワーを感じよう！！」</strong>
をお伝えします。

第１部はファンタジスタでもある大野耕生くんと、もう一人のバラ界のスター・有島薫さんがバラについて熱く語る。

<strong>そして第２部！</strong>

１４時半から！

もっと熱く語るゾ！

２時間も語るゾ！

ファンタジーを語るゾ！

僕らのトークはいつも打ち合わせ無し。
いったいどんな話になるのやら・・・。

<strong>ファンタジスタ集まれ！</strong>

やぎゅうしんご

<strong>申し込みはパンフレットにものっていますが一応・・・。

２００８年７月１９日
第１部　１３時から１４時
第２部　１４時３０分から１６時３０分
場所・東京都千代田区大手町２－１－１大手町野村ビル地下２階「PASONA O2」
参加費・無料
人数・各回共に１５０名（要予約）
予約受付　０３－６７３４－１０８６（平日１１時から１８時まで）</strong>



]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/07/post_48.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/07/post_48.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 04 Jul 2008 18:39:02 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Bob Goemansさんからの手紙</title>
         <description><![CDATA[５日ぶりの更新です。

じらしたつもりはないですが、ちょっと大ネタです！

以下、竹下大学さんからのレポート。

<strong>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</strong>

せっかくBob Goemansさんから頂いたメールです。すぐに返事を出さなければなりません。それに私達が知りたい内容に全く触れられていなかったわけですしね。

<strong>私は興奮を抑えつつも、予想外の内容であったことに戸惑いながら、早速返事を差し上げました。
（この時点ではまだ柳生さんにご連絡を差し上げられませんでしたし、当然のことながらファンタジスタの皆さんから頂いたコメントも盛り込んではおりません。）</strong>

要点は以下３点でした。

<strong>①私達がファンタジーを探していること。そしてファンタジーを世界平和の象徴として使いたいと考えていること。
②もちろんファンタジーの育成経過については事細かに。
育種家として一番興味がある部分ですし、私は初めからあるひとつの仮説を立てておりましたから、その裏づけも欲しかったのです。
③さらにこの活動を、日本にイギリスのような園芸文化を定着させるきっかけにもしたいと考えているので、ご協力をお願いしたいとも。</strong>

この他、６月１３日に全国ネットのTV番組でファンタジーを探していることが大きく取り上げられたばかりだともお伝えしました。


果たして、Bob Goemansさんからの返信には以下のような内容が書かれていました。

<strong>Fantasyは市場流通した最初の八重咲きのフリージアでした。ファンタジーに続いてすぐに、CoronaとDianaとRomanyとが生まれました。これら３品種もすべて父の手によるものです。Fantasyもこれらも自然突然変異で得られた八重ではなく、花弁の枚数が多い実生を何年も特別に交配することによって育成されました。完全八重咲きであるFantasyは非常に稔性が低かったために、その後代を採ることがほとんどできませんでした。果たしてその後代が存在したかどうかは私の記録を遡らなければなりませんが、私の記憶では八重から採った種子が八重になり易いというわけでもなかったのです。しかし、現代の八重品種のうちのいくつかがFantasyの血を引いていると言うことは、不可能ではありません。ただ実際には、父はもうこれ以降は１品種たりとも八重の品種は育成しなかったのです。そしてオランダで育成された八重品種が市場に出回るまでには、その後１０年を要したのも事実なのです。もちろんオランダの育種家達は、Parigo社育成の品種を自分達の育種に使ったのでしょう。

それからFantasyを商品化した時には、不運にも品種登録できなかったことも事実です。

この他に情報や面白い記録文書が残っていないか、私が探してあげましょう。

Bob Goemans</strong>

いかがでしたしょうか？
育種経験豊富な私にとりましても、非常に興味深い内容でした。

簡単にまとめてしまいますが、

<strong>①ファンタジーの親は特定できない。
②ファンタジーには、兄弟あるいは従兄弟と言える品種が３品種存在した。
③ファンタジーを初めとするJohn Goemans氏が育成した４品種が、現代の多くの八重咲き品種にとってアダムとイブのような存在である。</strong>
ということが判明したわけです。

ちなみにフリージアは、品種候補を１個体選抜してから、それが市場に大量に流通するまでには８年もの年月が必要だということを補足させていただきます。


<strong>ファンタジー以外の３品種も揃ってまだカタログに残っていることが確認されているわけですから、４品種とも本物であるような気がします。ただファンタジーがウイルスにとても弱かったという部分が依然として気がかりですが・・・。</strong>

あまり考えたくはありませんが、いつの間にか中身が入れ替わっている可能性についてです。それを調べるには、ファンタジーに似た品種を横に並べて比較する必要がありますね。

<strong>また、せっかくBob Goemansさんからこのような情報をいただけたのですから、コロナ、ダイアナ、ロマニーについても、すずめファンタジーやハルキチファンタジーと一緒に花を咲かせてみるというのはいかがでしょうか？</strong>

<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>

<strong>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</strong>

竹下さんの最後の提案。
僕は大賛成！

あー、ボブさんと会ってみたくなってきた・・・。

やぎゅうしんご
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/07/bob_goemans.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/07/bob_goemans.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Thu, 03 Jul 2008 09:34:06 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>バミューダのファンタジスタ</title>
         <description><![CDATA[<img alt="08062701.jpg" src="http://www.t01.com/08062701.jpg" width="430" height="323" />

あの夢をもう一度・・・。

<strong>バミューダ</strong>のエメラルドグリーンの海です。

最高ですね。

<img alt="08062702.jpg" src="http://www.t01.com/08062702.jpg" width="430" height="323" />

ファンタジスタを紹介します！！

<strong>Yoko Hansenさん！
容子さんです！！</strong>

そう、６月２４日のプレゼントは容子さんとたくらんでいました。
このブログを読んでいる皆に、喜んでもらおうと、ビックリさせようと、ね。

・・・といっても僕はパソコンの前で容子さんからのメールを待っているだけ・・・。
実際、パチパチと写真を撮ってくださったのは容子さんとご主人です。

まったく感謝・・・。

ありがとうございました。

<img alt="08062703.jpg" src="http://www.t01.com/08062703.jpg" width="430" height="323" />

ご主人も一緒になってバミューダ植物園に行ってくれたんですよ。

お二人のプロフィールを、とお願いしたら・・・。

<strong>福岡市出身
夫は目立ちたがり屋の（笑）イギリス人で、名前はリチャード
今年で結婚１５年目
１９９７年４月にイギリスからバミューダへ移住
仕事は某保険会社の役員秘書</strong>

とのこと。
もう１０年以上もバミューダにいるんですね。
なんでもバミューダ時間っていうのがあるそうで、かなりノンビリしている場所だそう。
まぁこの空と海を見ていたら分かる気がします。

結局、何回植物園に行っていただいたのでしょう。
天気が悪くて写真がとれなかったり、ジョンのことで質問を聞きに言ってもらったり・・・。
あるいはそのバミューダ時間でいろいろ手間取ったり・・・。

ホントにお礼申し上げます。

<strong>ところで僕が容子さんに一番聞きたかった質問の答えです。
みんなも聞きたい質問。

Q・今バミューダではフリージアは咲いていますか？
A・終わっています。

ということは、ジョンは花を見た可能性は低いですね。

う～ん</strong>

<img alt="08062704.jpg" src="http://www.t01.com/08062704.jpg" width="430" height="323" />

これ！

気がつきました？

ほら！

<strong>「ダブル・ファンタジーのTシャツ！」</strong>

バミューダ植物園で容子さんがゲットしたそうです。
他にもいくつかファンタジーグッズがあったとか。

やっぱり売っているのですね。

これ、欲しい・・・。]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/post_47.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/post_47.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 27 Jun 2008 17:02:05 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>竹下大学さんから</title>
         <description><![CDATA[<strong>じつは今、チリに来ております。
地球の裏側にまでファンタジー情報を求めてです♪</strong>

というのは、もちろん冗談。またまた出張です。
チリと日本との時差は１３時間。
バミューダ島との時差は１時間。
それこそ私はダブルファンタジー記念日をほぼ時差無しで乾杯できると思い
ブログにアクセスして、ひとり２４日の午後９時に乾杯したのでした。
つい先ほどのことです。

<img alt="08062501.jpg" src="http://www.t01.com/08062501.jpg" width="430" height="322" />

そして皆さんのコメント読みながら、気がついてしまいましたよ。
日本時間に合わせたら半日遅れになってしまうということを！
海外相手の仕事もしているというのに、時差のことをすっかり忘れてしまっておりました。
情けない・・・。


<strong>と、前置きはこれぐらいにして、せっかくの記念日です。私がわざと皆さんに内緒にしたWulffinghoff社長へのお願い事の内容をお知らせいたします。じつは以下のようなやりとりがあったのでした。</strong>

『うちではもうこれ以上ファンタジーのことはわからないな。そうだ。息子のBob Goemansの連絡先を教えてあげるから、君から直接彼に問い合わせてみたら。彼の会社は、ポットアルストロメリアの育種は続けているんだ。』

<strong>『えっ！　でも、それだけはしたくないのです。理由はうまく説明できないのですが、私から連絡を取るのは良くないと考えているのです。もしよろしければ何かの機会に、あなたからGormansさんに今日のことを伝えてはいただけませんでしょうか。』</strong>

『ただ伝えるだけでいいの？』

<strong>『はい。それで十分です。』</strong>

『じゃあ、もし彼がこの話に興味を持ったら、彼から君に直接連絡を入れてもらうってことでいいよね？』 

<strong>『もちろんです。ありがとうございます。』</strong>

せっかくのファンタジー探しです。必然性も偶然性もないのに、私なんぞが直接連絡を取るような野暮なことだけはしたくはありませんでした。Wulfinghoff社を訪問したのも、あくまでも偶然性があったからです。

<strong>で、来ていたのです！

Bob Goemansさんからメールが！</strong>

何というタイミングでしょう！

<strong>もう言葉がありません・・・。</strong>

そのままご紹介いたします。


<strong>Dear Mr. Takeshita

The double Freesia 'Fantasy' was raised by my father in the late 1950s and was first shown at the Royal Horticultural Society in London in March 1960 when it received an Award of Merit. It was the first double freesia ever raised and our company, Parigo, also received the Sander medal for the best greenhouse novelty of the year. The following year 'Fantasy' was awarded a First Class Certicate by the R.H.S.

It was also shown in Holland and received awards there. It was introduced commercially soon afterwards and by the late 1970s there were over 40 hectares of it grown in Holland. It had a large flower of a very attractive cream colour and a beautiful scent.

The variety eventually succumbed to virus and was superceded by more productive varieties.

If you have any further questions please let me know.

Bob Goemans</strong>

あれっ？　
いったいどういうことなのでしょう？
私達が気にしていることが一切書かれてないのです。
わざとなのでしょうか？
それとも・・・？

<strong>もちろんすぐに返事を出しますが、柳生さんからもファンタジスタの方々からも質問をお待ちいたしております。</strong>


<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>

なんてことでしょう！

昨日のお酒が残っている場合ではありませんでした。
ゴーマンさんからのメールですよ！

僕には正確にこれを訳す英語力がないので、誰かに一刻も早く和訳をお願いしたいところです。

しかし竹下さんのこの突破力って何なのでしょう？
Wulfinghoff社の社長ロバートさんの時もそう。
ボブ・ゴーマンさんもそう。

みんな竹下さんに心を開いてしまう。

きっとただの興味本位の取材だったらこうはいかないと思うのです。
いや、仕事だとしてもここまでは・・・。

一生懸命、昔の資料を一緒に調べてくれたり、連絡をとりもってくれたり・・・。

同じ育種家だけがもつオーラみたいなものが溶け合うのでしょうか？
同じ目的に向かっていくものだけがもつ、共通の価値観があるのでしょうか？

もっと簡単なことかもしれない。

「花が好き」

それだけでいいのかもしれませんね。

だとしたら、僕らもみんな仲間だ。

やぎゅうしんご


]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/post_46.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/post_46.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Wed, 25 Jun 2008 21:37:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>今宵はダブル・ファンタジーの大切な記念日</title>
         <description><![CDATA[この写真のコピー・・・。僕の宝物。

バミューダのビーチを眺めるジョンレノンです。

となりは４歳のショーンレノン。
ハハ・・・。手を後ろに組んじゃって・・・。

<img alt="j01.jpg" src="http://www.t01.com/j01.jpg" width="430" height="323" />

一体、この海を見ながら何をジョンは考えていたのかなぁ。

<strong>１９８０年のことでした。</strong>

<img alt="j02.jpg" src="http://www.t01.com/j02.jpg" width="430" height="323" />

そしてこの写真。

同じ空気、雰囲気、光が満ちているでしょ。

<strong>実は！実は！実は！

昨日のバミューダのビーチです。

これが今日の僕の「最高の酒の肴」！

ジョンが見たのと同じ風景をプレゼント！！</strong>

<iframe width="400" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;q=Bermuda+Hamilton&amp;s=AARTsJpj0HPUHDhG3ORExJ9l4JfXyLGv2A&amp;ll=37.26531,-70.97168&amp;spn=12.230836,17.578125&amp;z=5&amp;iwloc=addr&amp;output=embed"></iframe><br/><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;ie=UTF8&amp;q=Bermuda+Hamilton&amp;ll=37.26531,-70.97168&amp;spn=12.230836,17.578125&amp;z=5&amp;iwloc=addr&amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small>

バミューダ諸島はここにあります。
北アメリカ、ニューヨークの右下あたり。

今、僕らは夜の８時。では現在のバミューダは？

<strong>朝の８時２０分</strong>くらいです。

ちょうど午前と午後をひっくり返したような時差ですね。

ん？そうか、そう考えると<strong>１９８０年の今日</strong>。
ジョンは今頃起きだして、もぞもぞしてたかも！？


<img alt="j03.jpg" src="http://www.t01.com/j03.jpg" width="430" height="323" />

１９８０年の６月１１日。
ジョンはアメリカをヨットで出航しました。
ショーンレノンや仲間達と。ヨーコはいませんでした。

海は大荒れ。
生死をかけたそのクルージングでジョンは「あの経験で人生観が変わったよ」と言っています。

バミューダには３つの港があります。
この港“Hamilton”から上陸したかどうかは今となっては分かりません。

<img alt="j04.jpg" src="http://www.t01.com/j04.jpg" width="430" height="323" />

<strong>まばゆい光！空！海！
そして空気！！</strong>

その後のジョンレノン一行は、いかにもバミューダらしいこんな天気を見ていたのでしょう！

<img alt="j05.jpg" src="http://www.t01.com/j05.jpg" width="430" height="323" />

きっとジョンだけでなく、ショーンも遊びまくったに違いありません！
この海の透明度ですもん！

もう一度書きますが、これ全部<strong>「２００８年のバミューダ！」</strong>

<img alt="j06.jpg" src="http://www.t01.com/j06.jpg" width="430" height="323" />

門の向こうに綺麗な公園が広がっていますよね。

なんといっても今日は<strong>ここが主役</strong>ですよー。

そう！！！

<img alt="j07.jpg" src="http://www.t01.com/j07.jpg" width="430" height="323" />

<strong>バミューダ植物園です！！

ジョンがファンタジーに出会った場所。</strong>

さぁ一緒に歩きましょうよ。

<img alt="j08.jpg" src="http://www.t01.com/j08.jpg" width="430" height="323" />

遠くに見えるのはカムデンハウス。

首相のパーティー用邸宅で、居住用ではありません。

しっかし空が広いなぁ。
手入れの行き届いた芝生とピッタリ。

<strong>ジョンは寝転んだかな。</strong>

<img alt="j09.jpg" src="http://www.t01.com/j09.jpg" width="430" height="323" />

寝転んでばかりもいられない。

僕らの目的は・・・そう、あの花。

歩きましょう。

広いですね。園路。

わいわい話をしながら、ショーンをときには抱っこしながら、たまに芝生とか入っちゃたりして。

その日のことを書いてある本を見ても<strong>「理想的なバミューダの天気」</strong>とあります。

つまりこの風景はまさしく当時と同じだと思います。

<img alt="j10.jpg" src="http://www.t01.com/j10.jpg" width="430" height="323" />

こんなジョークのような看板がありました。

<strong>［ニューヨークまで１２４７ｋｍ・ロンドンまで５５５１ｋｍ］</strong>

まさにジョンが生涯すごした２つの都市が記されていました。

ジョンなら大はしゃぎ！？

<img alt="j11.jpg" src="http://www.t01.com/j11.jpg" width="430" height="323" />

先を急ぎます。

ジョンは散歩していても、ショーンと遊んでも芝生に寝転んでいても・・・。

いつでも・・・きっと<strong>「何かアルバムのタイトルになるものはないか？」</strong>と考えていたのです。

この坂を上るときも頭の中はそれで一杯だった・・・。

<strong>そしてついにその瞬間がやってきました！</strong>

<img alt="j12.jpg" src="http://www.t01.com/j12.jpg" width="430" height="323" />

<strong>この花壇こそが、当時ジョンがファンタジーと出会ったところ！

ジョンの頭の中にビカッーっと衝撃が走ったところ！

アルバムのタイトルがまさに決まったところなんです！！</strong>

いまだに大切に残されていました。

ジョンは「ダブル（八重咲き）ファンタジー）という看板を座りこんでながめ、しばらくつぶやいた。

<strong>「ダブル・ファンタジー・・・。」

「これだ！」</strong>

白ずくめのスーツを着たジョンは足早に行ったり来たりしながら「これだ！」「これこそが捜し求めていたタイトルだ！」と喜びのあまり走り回ったとか。

そして、そして・・・。

<strong>われらが黄色い花「ファンタジー」が、ラブ＆ピースの象徴となった場所でもあるのです！</strong>

<img alt="j13.jpg" src="http://www.t01.com/j13.jpg" width="430" height="323" />

いかがでしたか？

いいお酒の肴になりましたか？

今日はじっくり、そのジョンの喜びの仲間に入れてもらいましょうよ。

ジョンの曲を聴きながら・・・。

そしてジョンの想いを想像しながら・・・。

そして僕らのファンタジーを夢見ながら・・・。

よい夜を！

やぎゅうしんご
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/post_45.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/post_45.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Tue, 24 Jun 2008 20:15:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>乾杯！カンパイ！！</title>
         <description><![CDATA[１９８０年の６月２４日は、ジョンレノンがバミューダ植物園でファンタジーに出会った日。

その日があるから、２００８年の６月２４日にみんなが出会っている。

みんなと会えてよかった・・・。

<strong>だったらカンパイでしょ！</strong>

<img alt="14.jpg" src="http://www.t01.com/14.jpg" width="430" height="323" />

予告している<strong>「最高の酒の肴」</strong>は、カンパイの時にはちょっと早いと思いまして・・・。
まだアップしないことにしました！（じらします・・・。）

<strong>８時１５分</strong>におつまみをお出しします（アップします）！

しばし、カンパイを楽しみましょう！（じらします・・・。）

<strong>８時１５分に必ず更新ボタンを！</strong>

]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/post_44.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/post_44.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Tue, 24 Jun 2008 20:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>竹下大学さんより</title>
         <description><![CDATA[帰国後数日たって、Wulfinghoff社長からメールが届きました。
 
まさか！　ひょっとして？
 
期待に胸躍らせて開封したら、たったの２行。
 
 
Good day,

Fortunately I found a picture of Fantasy. (see attached file)
I wish you lots of luck with your story on Fantasy.

Kind regards
Robert Wulfinghoff 
 
<img alt="08062401.jpg" src="http://www.t01.com/08062401.jpg" width="430" height="323" />
 
ま、とにかくまた１枚、ファンタジー写真が手に入ったということです。
表は、ファンタジーの切り花生産時の目安だと思いますが、右側２列の意味が良く分かりません。現在、問い合わせ中です。
 
一番左の縦１列のアルファベットの意味は、皆さんならもうお分かりですよね？
 
 
このメール自体は私が最後にお願いしてきたことではなかったのですが、わざわざ資料を探してくださったところをみると、Wulfinghoff社長がファンタジスタとして動き始めてくれたような気がします。
 
う～ん、数日以内にグッドニュースが飛び込んできそうな予感♪ 
 
 
それから、念のためにひとつだけ付け加えさせてください。
 
私はまだファンタジーが存在すると思っています。 なぜなら、生産者向けの商流と園芸マニア向けの商流は同じではないからです。私が申し上げたのは、生産者向けの商流にはファンタジーは存在しないという事実だけです。それこそ何十年も前の古い品種が、園芸マニア向けにのみ細々と生産販売されている事例はたくさんあるのです。
 
それに何と言ってもイギリスは、園芸の奥深さでは一番の国。イギリス生まれの銘花であるファンタジーをこの世から消したくないと考える人がいて不思議ではありません。すずめファンタジーが本物である可能性は十分にあると思いますよ。
 
<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/post_43.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/post_43.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Tue, 24 Jun 2008 11:28:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ジョンがひらめいた日</title>
         <description><![CDATA[<strong>ジョンレノンがバミューダ島の港にヨットで着いたのは、１９８０年の６月１１日でほぼ間違いなさそうです。
海が荒れている中、最後はジョンが自ら操舵したとのこと。
ショーンレノンもいました。
その時の死に物狂いで港に着いたときのことは、ジョンにとって大きな体験だったようです。</strong>

それからのバミューダ島で過ごす日々の中で「あのアルバム」の骨格はほぼ出来上がりました。

<strong>では・・・。</strong>

ジョンがそのアルバムのタイトルをひらめいたのはいつなのでしょう！？
そう！バミューダ植物園でダブル・ファンタジーに出会ったのはいつなのでしょう！？

<strong>たくさんのルートで調べていますが、よく分からない。</strong>

今のところたった一つ。
６月２４日だろう、との情報しかありません。

<strong>ということは！</strong>

今年はその日にしましょ！！

<strong>僕らのダブル・ファンタジー記念日にしましょ！！！</strong>

みんなの言うとおり、６月２４日にみんなで乾杯しましょうよ！！！！

<strong>２４日の夜８時！！！！！</strong>

せーのでカンパイ！

<strong>実は乾杯好きな僕のこと。
最高に美味しい酒の肴をずっと準備していました。</strong>

でもまだ用意できていません。

<strong>明日の夜８時までに、それをここにアップします。</strong>

お楽しみに。
８時前は飲んじゃだめだよ・・・。

<strong>なんだか楽しいゾ！</strong>

やぎゅうしんご]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/post_42.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/post_42.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Mon, 23 Jun 2008 02:06:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ファンタジー球根購入プロジェクト</title>
         <description><![CDATA[「球根購入プロジェクト対策本部」ハルキチさんからの発表です！

　

<strong>竹下さんの『Wulfingoff社訪問記』　すごかったですね～。正に『プロ』の仕事を見させていただいた感じです。
 
　でも、この間にファンタジー球根購入プロジェクト（？）だってしっかりと進みましたよ。
　
おまたせしましたスズメさん!!

『　R．V．Roger社（イギリス）
　http://www.rvroger.co.uk/
　⇒通称：すずめファンタジー★購入計画進行中！』
 
決まりました。申し込み完了です。そして発送期の9月にはイギリス在住の真吾さんのお知り合いの方にお受け取りしていただけることになりました。
　
まだ日本への発送方法については未定ですが、ついに初『Ｆａｎｔａｓｙ』ゲットです。
今年はドキドキしながら春を待ちましょう。（他の業者は・・・まだです）
 
　今回の購入は業者と何度もやりとりをする事になり、Lin Dioさんに多大なご尽力をいただきました。（というより私はLin Dioさんが書いてくれた文章をコピーして送信してただけです。スミマセン）
 どうもありがとうございました。引き続きお願いします。
 
　でも、ファンタジーでなければLin Dioさんとも出会ってなかったでしょう。そして今までのコメント欄を見ただけでも沢山の人達の間で出会いが始まってますよね。
 
探すことだけが目的じゃない。
買うことだけが目的じゃない。
咲かせることだけが目的じゃない。
(2008/6/8　真吾さん）
 
 
もうじき6月24日。
ジョン・レノンがバミューダでファンタジーに出会った（かもしれない）日。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　出会いに感謝のハルキチより
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おっとっと・・・・・ちょっと恥ずかしいぞ）</strong>]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/post_41.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/post_41.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sun, 22 Jun 2008 10:38:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Wulfinghoff社訪問記５</title>
         <description><![CDATA[<strong>この際です。せっかくファンタジーを歴史の裏側から表に引っ張りだしたのですから、とことん情報を集めなければなりません。ひょんなところから新たな手掛りが見つからないとも限りませんしね。</strong>

『いったいファンタジーは何年から何年まで販売されていたのでしょうか？』

<strong>『ちょっと待ってね。昔のカタログを調べてみるから。じつはこのファイルの中身は私自身も今まで見たことがないんだよ。』</strong>

そして彼はどこか愛おしそうに１９５２年から始まるWulfinghoff社のカタログ取り出し、年を追って調べてくれました。

<img alt="08062101.jpg" src="http://www.t01.com/08062101.jpg" width="430" height="322" />

<img alt="08062102.jpg" src="http://www.t01.com/08062102.jpg" width="322" height="430" />

<strong>『なかなか出てこないね。・・・・・。あった、あった。１９７２年からカタログに載っている。・・・・・。ふ～ん、２４５ギルダーで売られていたのか。ずいぶん高い品種だったんだな。』</strong>

たぶん彼が働き始めた頃の価格帯と比較したのでしょう。懐かしそうに彼はこう呟きました。

<strong>『１９９４年のカタログには名前が無い。ということは、１９９３年までは確実に販売していたってことだよ。』</strong>

また１つの事実が明らかになりました。１５年前までは世界中で売られていたのです。当時日本はガーデニングブーム真っ只中。もしその頃にダブル・ファンタジーの謎解きができていれば、きっと・・・。

<strong>すみません。歴史の検証に、『たら』『れば』は不要ですね。</strong>

『ところでファンタジーは品種登録されていたのでしょうか？』

<strong>品種登録の記録が残っていれば、ファンタジーの両親を特定することができます。この質問を忘れてはいけません。</strong>

『ちょっと待ってよ。・・・・・。あれっ、おかしいなぁ。・・・・・。どうもファンタジーは品種登録されていなかったみたいだ。どうしてだろう・・・。』

<strong>またしても重要情報を仕入れることができませんでした。でも、いったいなぜ栄養繁殖性の（クローンで増やす）植物なのに品種登録されなかったのでしょうか？　品種登録されていない品種は、誰もが勝手に好きなだけ増やして売ることができてしまうので、普通は品種登録するものなのです。</strong>

意図的にそうした？　何かの手違いでできなかった？　それとも・・・？

<strong>育種家の心理として、売れる自信がある品種ならば、必ず品種登録して育成者権を確保するはずです。色々な人があちこちで勝手に球根を増やし始めたら商売になりませんしね。そうすると、ファンタジーのことをGoemans氏は当初それほどは売れないだろうと考えていたというような仮説も成立します。ファンタジーは、育種家の予想を超えて多くの人に愛されるようになった品種だったのかもしれません。</strong>

いずれにせよ、これはもうGoemans氏しか知りえないことでしょう。また、仮にファンタジーが品種登録されていたとしても、４０年以上も前の古い品種です。もうとっくに品種権は失われていたわけですから、こんな権利関係を今さら気にしても仕方がありませんね。

<strong>今ファンタジーが現存していたら、「世界中の誰もが自由に増やし販売できる状態」、というのも現実です。</strong>

結局、ことごとく謎は謎のまま残ってしまいました。私が調べられたのはWulfinghoff社のことだけで、ファンタジーのことは調べられなかった気がします。

<strong>『いろいろと教えていただきありがとうございました。やはり、Fantasy is fantasy. なんですかね。』</strong>

私の問いかけに、彼は黙ってやさしく微笑み返してくれました。

<strong>『こっちからの方が駐車場に近いよ。』</strong>

そう言った彼についていくと、倉庫らしきところに出ました。正面にはハシゴがかけてあり、それにつられて上を見ると、黄色いフリージアに鼻を近づける女性の絵に目が留まりました。

<img alt="08062103.jpg" src="http://www.t01.com/08062103.jpg" width="430" height="322" />

<strong>そしてまた前を見ると、ドアに色々な球根植物の写真のポスターが。中央の文字を目で追うと、ONINGS。</strong>

オニングス？　・・・・・。

<strong>そうかっ、あのオーニンクか！　最初にファンタジーを発表したという。</strong>

オチがついたというか、振り出しに戻ったというか、不思議な感覚を覚えました。

<strong>Wulfinghoff社まで来てもファンタジーの行方は掴めぬじまいになってしまいましたが、私にとりましては何とも満ち足りた気分になれたひと時でした。これもファンタジーのお陰だと思います。</strong>

最後に一言。じつは今回１つだけご報告しなかったことがあります。帰り際に、私はWulfinghoff社長にちょっとしたお願いをしてきたのです。申し訳ありませんが、その内容は今は内緒にさせてください。「花が取り持つ縁」、「花が人と人とを結び付ける力」を試してみたいからです。もちろん、もし進展がありましたら、またこのような形でご報告させていただきます。

<strong>彼もファンタジスタに加わってくれることを期待して・・・。</strong>

＜完＞

<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff_3.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff_3.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Sat, 21 Jun 2008 10:16:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Wulfinghoff社訪問記４</title>
         <description><![CDATA[<strong>とうとうこの質問を切り出す時がきました。興味本位すぎる質問だったかもしれませんが、せっかくここまで来たのですし、失礼を承知で思い切って尋ねてみました。</strong>

『もしあなたが前からダブル・ファンタジーの話を知っていたら、ファンタジーをどうしましたか？　それでも捨てていたでしょうか？』

<strong>しばしの沈黙。</strong>

『そうだね。この話を知っていたらすべてを廃棄しまうようなことはしなかったかもしれない。でも、私の仕事はお客さんである生産者が望む品種を作ることだし、欠点の多いファンタジーを売り続けたいとは決して思わなかっただろうね。だって、今よりもっと良い品種を作ることが我々の役目じゃないか。』

<strong>『そうですよね。』</strong>

<img alt="08062001.jpg" src="http://www.t01.com/08062001.jpg" width="430" height="322" />

<strong>嬉しかったです。</strong>

彼はプロ中のプロでした。彼自身が直接育種をしているわけではありませんが、思わぬところでプロの育種家と趣味の育種家の意識の違いを見せつけられてしまいました。私達プロの育種家は、最初から自己満足の品種を作るつもりなどありません。ただただ、世の中が求める品種、世の中の役に立つ品種を作るために努力しているのです。それは、ひたすら世界記録更新を目指すスポーツ競技にもどこか似ています。私達にとって、昔の品種は過去の記録に過ぎません。もちろん昔の品種から学ぶこと、利用させてもらうことはありますけどね。

<strong>一方で、趣味の育種家の世界はスポーツというより、芸術家的な部分がかなり強いと思います。自分の価値観をそのまま世に問うという感じでしょうか。この点がプロの世界と大きく異なる部分です。やはり私は、プロとしてヒット品種を次々育種するためには、芸術性を追求したいという欲求と戦う気持ちが重要だと思います。</strong>

育種家も科学者の端くれです。情緒的な側面を排除して考えれば、「ファンタジーより優れた品種が育種されたから、ファンタジーは生産されなくなった。」という現実。これがすべてです。

<strong>育種家の私はこのあたりで気分的に満足しかかってしまったのですが、ファンタジスタの私が残りの質問を続けました。</strong>

＜つづく＞

<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff_2.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff_2.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Fri, 20 Jun 2008 10:13:14 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Wulfinghoff社訪問記3</title>
         <description><![CDATA[<strong>さらに次の質問。</strong>

育種家心理として、私にとってはこれが一番訊いてみたかったことでした。

<strong>『既に販売終了になっているのは知っていますが、ひょっとしてファンタジーを保存したりはしていらっしゃらないでしょうか？』</strong>

『いや、ないよ。』

<strong>『育種用の材料として残してあったりは？』</strong>

『ないない。』

<strong>『そうですか・・・。じゃあ、ファンタジーを交配に使ってできた品種とかはありませんか？　ファンタジーの血を引いた品種という意味です。』</strong>

『それもたぶんないと思うよ。ファンタジーは育種の親にするには良い性質を持っていなかったからね。ちょっと待って、念のためにうちのブリーダーに電話で確認してあげるから。』

<strong>オフィスからは車で２０分ぐらい離れたところにあるという温室にいるブリーダーとしばし話した後で、彼ははっきりこう言ったのです。</strong>

『やっぱりそうだった。病気に弱かったし花も小さかったので、交配親としては有望じゃなかったんだそうだ。』

<strong>『でも、ファンタジーは当時一世を風靡した名花だったんですから、まったく交配しなかったってことはないんじゃないんでしょうか？』</strong>

私もプロのブリーダーですし、ブリーダーの気持ちは良く分かります。まだ納得がいかなかったので、なおもこう食い下がりました。

<strong>『じつはね。さっきのブリーダーはその当時いたブリーダーじゃないんだよ。その人が辞めた後にうち来たブリーダーなんだ。だから前任者が何を交配したかは良く分からないんだけど、たぶん同じように交配には使わなかったんじゃないかということなんだ。』</strong>

『そうですか・・・。』

<strong>残念ながら私の友人からの事前情報が裏付けられてしまいした。交配したくても稔性がとても低かった（種子ができ難かった）と他の育種会社のブリーダーが話していたぐらいですし、ファンタジーの血を引いた子孫がこの世に存在している可能性は極めて低そうです。</strong>

当時のことを良く知る人物が、お父様に続いてブリーダーまでいないとは！　この時ばかりは、時の経つ速さ、物事が風化する速さに驚きを禁じえませんでした。何事もそうですが、後世に何かを伝えるということはとても大変なことですね。

<strong>＜つづく＞</strong>

<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff3.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff3.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Thu, 19 Jun 2008 10:37:58 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Wulfinghoff社訪問記２</title>
         <description><![CDATA[<strong>続けて彼はこう言いました。</strong>

『じつは君から送られたファックスは今朝見たばかりで、質問に対する準備はまだ何もできていないんだ。』

<strong>『メールは届きませんでしたか？』と私。</strong>

『念のために確認してみたんだけど、どうもスパムメールとして処理されてしまっていたらしい。』

<strong>メールの返事が来なかった訳がわかりました。まあ、ファックスも出しておいたお陰で、わざわざこの夕方の時間を空けて我々を待ってくれていたのですから、結果オーライでした。</strong>

まずは私が勤める会社のことと自己紹介をしてから、Wulffinghoff社のことを伺いました。Wullffinghofｆ社は１９３６年に彼の祖父が起した会社で、当初からフリージアの育種と生産を行っていました。そして２００５年には球根生産から手を引き、今ではフリージアとアルストロメリアの育種に専念しているとのことです。Goemans氏からファンタジーを含む品種権を買い取ったのは１９７６年のことだったそうです。

<img alt="08061803.jpg" src="http://www.t01.com/08061803.jpg" width="430" height="323" />

まずは単刀直入にみんなが気にしているであろう最初の質問をぶつけてみました。

<strong>『ダブルファンタジーはジョンレノンの遺作のタイトルなのですけど、これはあのファンタジーのことなんですよ。ご存知でしたか？』</strong>

『いや、全く知らなかったよ。そんな話は今まで１度も聞いたことがない。それより本当なの？　その話。』

<strong>『本当ですって。日本にあるジョンレノンミュージアムがそう説明しているんですから。バミューダ植物園でダブル・ファンタジーを見た時に、彼はアルバムのタイトル名を閃いたのです。そしてその品種が八重のファンタジー。（私の拙い英語力では、ダブル・ファンタジーと八重のファンタジーの混同があって、謎になっていたことを上手に説明できませんでした・・・。）　だから私たちは今こそファンタジーを探し出し、平和のシンボルとして使いたいと考えているのです。』</strong>

私はてっきり、既に噂で聞いていたり、ジョンレノンの熱烈なファンからの問い合わせがあったりしたんじゃないかと想像していたんですけど、本当に何も知らなかったとは意外でした。

<strong>＜つづく＞</strong>

<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff_1.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff_1.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Wed, 18 Jun 2008 09:04:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>Wulfinghoff社訪問記１</title>
         <description><![CDATA[柳生真吾様

<strong>さてさて、Wulfinghoff社訪問は私にとりましてもなかなか刺激的な体験となりました。まずは背中を押していただいた柳生さんに感謝申し上げます。</strong>

当たり前のことですが、事前にアポを取るためのメールを出してはおりました。しかし、出発前日の夕方になっても何の返事も来なかったのです。もちろんここで諦める訳にはいきません。ひょっとしたらメールが届かなかったのかとも思い、事前にメールを出したことと、○日の４時に伺わせていただくからと少々強引なファックスを送りつけ、じつはアポが取れないままオランダに発ったのでした。

<strong>オランダでの宿は子会社に予約をお願いしたのですが、それが何とWulfinghoff社の住所から車でわずか１０分程度の場所だったのです。何という偶然！　これで運命的なものを感じるなという方が無理でしょう。</strong>

で、訪問日を迎えました。正直、アポ無しの急な訪問でしたので緊張しました。花の育種会社ですから当然大きな温室を目印にして向かったのですが、住所の場所は閑静な住宅街。温室など影も形もありません。それに会社の看板らしきものすら見あたらなかったのです。車を停め、その辺りをうろうろしてようやく見つけました。１軒の家の壁に白いFreesiaの文字を。

<strong>この家に違いない！</strong>

<img alt="08061801.jpg" src="http://www.t01.com/08061801.jpg" width="430" height="323" />


<img alt="08061802.jpg" src="http://www.t01.com/08061802.jpg" width="430" height="323" />

そしてドキドキしながらその家のベルを鳴らしました。ドアが開くまでの時間が長かったこと。開いたドアの向こうには、にこやかな笑顔の老婦人と私と同い年ぐらいの男性が立っており、我々を招き入れてくれたのです。その男性が現在の社長であるRobert Wulfinghoff氏でした。しかし彼は開口一番、こう言い放ったのです。

<strong>『父（Paul）は昨年亡くなった。私は２５年前からこの会社で働いているけど、それ以前の、父がMr. Goemanｓからフリージアを買い取った時のことは何も知らないんだよ。それでも何かお手伝いできることはあるかい？』</strong>

しばし呆然としました。私は通されたオフィスでファンタジーを買い取ったご本人にお会いできるものとばかり思い込んでいたからです。

<strong>この瞬間はまさに、やっとのことで辿り着いたと思った手がかりを失った刑事の気分でした。</strong>

＜つづく＞

<a href=http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku>キリンアグリバイオ㈱　竹下大学</a>
]]></description>
         <link>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff.html</link>
         <guid>http://www.t01.com/2008/06/wulfinghoff.html</guid>
         <category></category>
         <pubDate>Wed, 18 Jun 2008 09:04:29 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>
