・河口から300m
・高さ15.5m
・幅205m
普代水門は、想定される津波被害に対してこれだけの準備をしていました。
高さ15.5mは、マンション5階建て相当。
この普代水門を津波は超えました。
電信柱は健在。
松が塩害により、変色しています。
この水門から100mの距離に普代小学校がありますが、建物などに津波被害はありません。
建物は全て倒壊。電信柱も一本も残っていません。
津波は、自然・人工物を問わずに、全てを粉砕しています。
この水門が無ければ、上流の集落(水門から300m)は壊滅的な被害を受けていました。
普代村の市街地は川に沿った少ない平野部に限られています。
この谷間のような地形では、津波は数kmまで遡上していたはずです。